くらしの安全情報
2018年08月号

家族の集合場所や連絡方法

大規模災害では電話が通じにくくなり、特に日中に起きると自宅や職場、学校などにいる家族同士が互いに連絡を取ることが難しくなります。そこで家族が離ればなれになったときの集合場所や、連絡の取り方を事前に話し合って約束しておくことが重要です。
自宅近くの指定された避難所が広い場合は、どのあたりに集まるか、また、どの道を通って避難場所に向かうのか、具体的に決めたうえで下見しておくと、行き違いを防ぐことができます。また自宅近くだけでなく、職場や学校からの避難先、それに子どもが通う保育所の避難先なども確認しておきましょう。さらに電話が通じないことを想定して、連絡をどう取り合うか、決めておくことも大切です。
大規模災害が起きたときにNTTや携帯電話各社では安否情報を確認できる「伝言用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言板」などのサービスを提供しています。どの会社のサービスを利用するのか、家族間で取り決め、事前に使い方も確認しておきましょう。
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