くらしの安全情報
2019年01月号

地震の起きる仕組み

きょうは、地震についての基礎知識です。
地震は、地下の岩盤に大きな力が加わり、一瞬のうちにずれて破壊されるために引き起こされます。
このとき破壊された部分を、断層と呼びます。地下の岩盤には、様々な方向から圧力がかかっています。この圧力に耐えられなくなったとき、一瞬のうちに岩盤が壊れてずれます。この衝撃が地震の揺れとなって、地上に伝わります。
地震が起きたとき、震源や震源域という言葉を耳にします。このうち震源は、岩盤が最初に壊れ始めた点を示す言葉です。震源を含む破壊された面全体を、震源域と呼びます。
震源域が広ければ広いほど規模が大きな地震になり、東日本大震災では、岩手県沖から茨城県沖までの南北およそ500キロ、東西およそ200キロに及びました。
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