くらしの安全情報
2019年06月号

地震直後の行動 自宅編

きょうは、自宅で大きな地震にあったときのとっさの対応についてお伝えします。
震度7は、タンスや本棚など重い家具が部屋の中を飛ぶように移動したり、耐震性の高い建物でも大きく壊れたりするおそれがある激しい揺れです。
こうした激しい揺れに見舞われたときはまず、近くにある丈夫な机やテーブルの下に潜りこんだり、布団やクッションなどで頭を保護したりして揺れがおさまるのを待ちます。
そして揺れがおさまってから火の始末をします。揺れているときに火の元に近づくと火傷をする危険があります。火を消したらガスの元栓を閉めます。避難のための出入り口を確保しておくことも重要です。余震でさらに建物が傾くと扉や窓の開け閉めができなくなることがあります。
揺れがおさまったら玄関のドアや窓ガラスを少し開けて、すぐに外に出られるようにしておきます。特に沿岸部では津波に警戒し、高台や丈夫な建物の3階以上など、できるだけ高い所にすぐに避難します。
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