たいとう食の安全通信  11月10日号

■送信日時
2014/11/10 17:09
■本文
目次
1 ノロウイルス食中毒・感染予防ガイドを作成しました
2 平成26年は調理師業務従事者届の該当年です
3 牛レバー(肝臓)を生食用として提供することはできません!
4 様々な食中毒菌について【ノロウイルス】

▼ノロウイルス食中毒・感染予防ガイドを作成しました
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行する季節となってきました。台東保健所では、「ノロウイルス食中毒・感染予防ガイド」を改訂し、新たなガイドブックを作成しました。保健所の窓口で配布するとともに、台東区のホームページからダウンロードできるようになりました。ぜひ、ご活用ください。 

ノロウイルス食中毒・感染予防ガイドを作成しました(台東保健所)
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/shokuchudokuyobo/norovirus/noro3.html

▼平成26年は調理師業務従事者届の該当年です。
 本年は、「調理師業務従事者届」の該当年です。調理業務に従事している調理師の方は、平成27年1月15日(木)までに「調理師業務従事者届」の提出をお願いします。保健所窓口で届出用紙と郵送用封筒を配布しています。

調理師業務従事者届(東京都)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/shikaku/csh_menkyo/chori_seika/todokede.html

▼牛レバー(肝臓)を生食用として提供することはできません!
 今般、他府県の飲食店において、牛レバーを生食用として提供したために食品衛生法違反として検挙された事例がありました。牛レバーは安全に生食するための有効な予防対策が見出されていないため、厚生労働省が平成24年7月1日から生食用として販売・提供することを禁止しました。飲食店等で生食用として提供することは絶対に止めてください。また、飲食店等に対して生食用として提供するように求めることも止めましょう。

牛レバーを生食するのはやめましょう(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syouhisya/110720/index.html

▼様々な食中毒菌について【ノロウイルス】
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、冬場に多く発生する傾向があります。
 加熱工程がある食品であっても、調理後に従事者が触れることでノロウイルスが付着して食中毒となる事例があります。いわゆる「生もの」だけでなくパンや和菓子といた食品も原因食品となることがありますので、注意が必要です。
 ノロウイルスに感染後、症状が現れるまで24から48時間かかります。下痢や吐き気、腹痛、発熱(38℃以下)を主症状としますが、一部の人は感染しても症状が現れない「不顕性感染」となることがあります。この場合でも、便からはノロウイルスが排出されていて、気が付かないうちに拡散することがあるので、十分な注意が必要です。

★予防のポイント★
 ノロウイルスを含む可能性がある食材(カキなどの二枚貝)は中心部まで十分に加熱(85℃から90℃で90秒間以上)しましょう。
調理従事者は「トイレの後」「調理をするとき」「自分が食事をする前」には、しっかり手を洗いましょう。また、体調が悪いときは食品に触れないようにしましょう。

食品衛生の窓(ノロウイルス)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/noro.html

◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf

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