たいとう食の安全通信  6月10日号

■送信日時
2015/06/10 18:18
■本文
目次
1 夏の食品衛生一斉監視がはじまりました
2 調理師試験願書配布中
3 様々な食中毒菌について【カンピロバクター】

▼夏の食品衛生一斉監視がはじまりました
夏を迎えるにあたり、保健所では食中毒の発生予防のため、食品関係事業者に対する一斉監視を実施しています。食肉取扱い施設や大量調理施設を中心に重点監視や収去検査を行いますので、ご協力よろしくお願いします。

▼調理師試験願書配布中
平成27年度の願書を5月18日から保健所窓口で配布しています。申請受付は6月29日までです。
http://www.chouri-ggc.or.jp/09_shiken2015.html

▼様々な食中毒菌について【カンピロバクター】
カンピロバクターは、平成26年都内食中毒事件の原因として最も多く検出された食中毒菌です。この菌は、家畜やペット、野生動物などあらゆる動物が保菌しています。なかでも鶏肉は50%から80%にこの菌が付着しているといわれています。
カンピロバクターは鶏肉等の食肉を生又は加熱不十分な状態で食べることで感染します。この菌は食肉の表面だけでなく、内部にまで浸透することがあるため、「鶏タタキ」のように表面を加熱するだけでは予防できません。
潜伏期間は2日から7日と比較的長く、下痢、腹痛、発熱、倦怠感などの症状が現れます。
★予防のポイント★
いまだに「新鮮であれば食肉を生で食べても食中毒は起きない」と信じている人がいますが、カンピロバクターは新鮮な食肉にも付着していて少量で食中毒を起こします!
食肉は、中心まで加熱(75℃で1分間以上)して提供しましょう。また、食肉から他の食材へ汚染が広がらないように作業や器具を分けるようにしましょう。食肉に触れた後は作業を移す前に必ず手を洗いましょう。

◆ノロウイルス食中毒・感染予防ガイドを作成しました(台東保健所)
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/shokuchudokuyobo/norovirus/noro3.html

◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf

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台東保健所生活衛生課 食品衛生担当
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