たいとう食の安全通信 7月10日号
■送信日時
2015/07/10 10:06
■本文
目次
1 豚の食肉の規格基準(生食用の販売禁止)が設定されました
2 食品衛生なんでも相談コーナーの実施について
3 様々な食中毒菌について【腸炎ビブリオ】
▼豚の食肉の規格基準(生食用の販売禁止)が設定されました
平成27年6月12日から豚肉及び内臓を生食用として販売・提供することが禁止されました。豚肉や内臓を飲食店で提供する場合は中心部の温度を63℃で30分以上加熱するか、これと同等以上の殺菌効果がある方法で加熱殺菌しなければなりません。豚肉や内臓には食中毒菌だけでなく、寄生虫やE型肝炎ウイルスが付着していることがあり、疾病予防の観点からも十分な加熱が重要です。また、販売店では消費者に「豚肉や内臓は十分に加熱してから食べること」を伝えて販売しましょう。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/namashoku/butaniku.html
▼食品衛生なんでも相談コーナーの実施について
8月は「食品衛生月間」です。食品衛生思想の普及・啓発を目的として、台東区では誰でもご参加いただける「食品衛生なんでも相談コーナー」を実施します。
【日時】8月6日(木)、8月7日(金) 午後2時から4時
【場所】生涯学習センター1階アトリウム
▼様々な食中毒菌について【腸炎ビブリオ】
腸炎ビブリオは塩分を好み、海水や海の泥の中にいる菌です。海水の温度が高くなる時期に大量に増え、海で採れた魚介類に付着していることがあります。魚介類を取り扱う際は器具を介して、他の食品を汚染する二次汚染にも注意が必要です。
この菌に感染すると10時間から24時間で、激しい腹痛、下痢などの症状が現れます。感染原因となる食品は、主に魚介類の刺身や寿司です。また、二次汚染された野菜の一夜漬けを原因とすることもあります。
★予防のポイント★
腸炎ビブリオは真水では増殖できない(死滅はしません)ので、魚介類は調理前に水でよく洗浄しましょう。また、4℃以下では増殖できないので、低温での保管を徹底しましょう。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/tyouen.html
◆ノロウイルス食中毒・感染予防ガイドを作成しました(台東保健所)
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/shokuchudokuyobo/norovirus/noro3.html
◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf
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台東保健所生活衛生課 食品衛生担当
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