たいとう食の安全通信 11月11日号
■送信日時
2015/11/11 17:15
■本文
目次
1 弁当等の行商が許可制になりました
2 様々な食中毒菌について【ノロウイルス】
▼弁当等の行商が許可制になりました
弁当類及びそう菜類の行商については、これまで「行商届」を提出することで営業できましたが、このたび10月1日から保冷容器等の設備や食品衛生責任者の設置を義務付ける「弁当等人力販売業」の許可の取得が必要になりました。人力による弁当等の移行販売をお考えの場合は、営業地を管轄する保健所に事前相談、申請をして下さい。
食品衛生の窓(行商・弁当等人力販売業)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kyoka/kyoka_3.html
▼様々な食中毒菌について【ノロウイルス】
ノロウイルス(NV)による感染症や食中毒は、毎年秋から冬に流行します。以前はNVを含むカキなどの二枚貝の生食による食中毒が多発していましたが、近年は感染者から排出されたNVが手指を介し食品を汚染する事例が多くなっています。NVは非常に感染力が強く、100個程度の菌数で発症するため、パンや生菓子でも加熱後に汚染されると食中毒の原因となることがあります。
NVに感染すると、24から48時間後に下痢や吐き気、腹痛、発熱(38℃以下)などの症状を発症しますが、一部の人は感染しても症状が現れない「不顕性感染」となることがあります。この場合でも、便からNVが排出されていて、気が付かないうちにNVを拡散している可能性があるので、注意が必要です。
★予防のポイント★
NVを含む可能性がある食材(カキなどの二枚貝)は中心部まで十分に加熱(85℃から90℃で90秒間以上)しましょう。調理従事者は「トイレの後」「調理をするとき」「自分が食事をする前」に、石けんでしっかり手を洗いましょう。また、調理器具の消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を用いましょう。アルコールスプレーではNVの殺菌に不十分です。
食品衛生の窓(ノロウイルス)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/noro.html
★ノロウイルス講習会を開催します★
下記のとおり、台東保健所でノロウイルス食中毒予防の講習会を開催します。居酒屋等にすでに案内を通知していますが、他業種の方もこの機会にぜひご参加ください。
日程:平成27年11月17日(火)午後2時から4時(受付午後1時30分から)
会場:台東保健所3階、大会議室
持ち物:筆記用具、食品衛生責任者手帳(持っている場合)
◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf
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台東保健所生活衛生課 食品衛生担当
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