たいとう食の安全通信 3月10日号
■送信日時
2016/03/10 16:09
■本文
目次
1 ふぐ加工製品取扱講習会の開催について
2 有毒植物の誤食に注意しましょう
3 様々な食中毒菌について【ボツリヌス菌】
▼ふぐ加工製品取扱講習会の開催について
ふぐ加工製品取扱届制がスタートし3年が経過しました。ふぐ加工製品の適切な取り扱い方法について、講習会を開催しますので、ぜひご参加ください。なお、一部店舗の方には別途通知文を発送しています。
日時:平成28年3月15日(火)午後2時30分から4時まで
場所:台東保健所3階大会議室
持ち物:筆記用具
▼有毒植物の誤食に注意しましょう
春が近づき、旬な山菜が採れる季節となってきました。この時期になると毎年、各地で有毒植物による食中毒が発生します。これらの多くは、有毒植物に対する知識不足による誤食が原因となっています。有毒植物による食中毒は、ほとんどが家庭内で発生していますが、飲食店において見慣れない山菜を仕入れたところ、食中毒となった事例もあります。山菜に異なる植物が混ざっていないか確認してから調理するようにしましょう。
間違えやすい有毒植物(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/dokusou/00.html
▼様々な食中毒菌について【ボツリヌス菌】
ボツリヌス菌は土壌や海、湖、川などの泥砂中にいる嫌気性菌(酸素があると発育できない菌)で、熱に強い芽胞を形成し、食品中など一定の発育条件下(酸素がなく、水分、栄養分や温度が菌の発育に適した状態) でボツリヌス毒素(神経毒)を作ります。この毒素は適切な治療を受けないと死亡率が30 % 以上といわれる猛毒です。過去には、容器包装詰め食品(レトルトに類似しているが、120℃4分の加熱処理がなされていないもの)、ビン詰め等でボツリヌス食中毒が発生しています。
★予防のポイント★
ボツリヌス菌は120℃4分間以上の加熱をしなければ完全に死滅しません。調理品を真空パックに詰めると生き残ったボツリヌス菌が増殖する危険があるため、冷蔵保管を徹底し、早く使い切りましょう。真空パックが膨張していたり、食品に異臭(酪酸臭)があるときにはボツリヌス菌が増えている可能性があります。絶対に食べないでください。
ボツリヌス菌(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/boturinu.html
◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf
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