たいとう食の安全通信 7月11日号
■送信日時
2016/07/11 10:00
■本文
目次
1 食品衛生なんでも相談コーナーの実施について
2 様々な食中毒菌について【腸管出血性大腸菌O157等】
3 様々な食品添加物について
【増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は湖料】
▼食品衛生なんでも相談コーナーの実施について
8月は「食品衛生月間」です。夏場は気温が高いため細菌の増殖が速く、食中毒が発生しやすい季節です。区では食中毒予防のイベント「食品衛生なんでも相談コーナー」を開設します!保健所職員や食品衛生推進員による相談コーナー、食品衛生クイズチャレンジなどを実施します。ぜひお越しください。
【日時】8月4日(木)、8月5日(金) 午後2時から4時
【場所】生涯学習センター1階アトリウム
▼様々な食中毒菌について【腸管出血性大腸菌O157等】
大腸菌は人や動物の腸管に存在し、通常病原性はありませんが、一部の大腸菌は人に対して病原性を持つものが存在します。病原性をもつ大腸菌はベロ毒素を産出し、激しい腹痛や血便の症状を呈します。潜伏期間は4から8日程度であり、乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人では溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、最悪の場合、死に至ることもあります。
原因食品の多くは生肉を食べたことや加熱不十分な焼肉・ハンバーグなどですが、調理中の二次汚染が原因で発生したこともあります。
食肉以外には漬物やサラダなどによる食中毒事例があります。
★予防のポイント★
生肉を触った後は石けんや消毒薬等でよく手を洗いましょう。
生野菜などはよく洗い、食肉は中心部までしっかり加熱しましょう(75℃1分間以上で死滅します)。
生肉からの二次汚染を防ぐためにまな板、包丁などの調理器具類は「肉用」・「野菜用」など使い分けるようにしましょう。
腸管出血性大腸菌(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/o157.html
▼様々な食品添加物について
【増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は湖料】
増粘安定剤とは、「水に溶解又は分散して粘ちゅう性を生じる高分子物質」のことで、糊料とも呼ばれます。
増粘安定剤は使い方によって、少量で高い粘性を示す場合には「増粘剤」、液体のものをゼリー状に固める作用(ゲル化)を目的として使う場合には「ゲル化剤」、粘性を高めて食品成分を均一に安定させる効果を目的として使う場合は「安定剤」と呼んで区別します。
★主な添加物★
カラギナン、キサンタンガム、グァーガム、ペクチンなど
増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は湖料(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokuten/koryo.html
◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf
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台東保健所生活衛生課 食品衛生担当
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