たいとう食の安全通信 11月10日号
■送信日時
2016/11/10 10:00
■本文
目次
1 酉の市が始まります
2 様々な食中毒について【ノロウイルス】
3 様々な食品添加物について【防かび剤又は防ばい剤】
▼酉の市が始まります
今年は11月11日(金)が一の酉、23日(水)が二の酉です。台東保健所では、酉の市で飲食物を提供している営業者に対して監視指導を実施しています。
出店される営業者の方は、営業許可書の有効期間や許可業種を再度確認しておいてください。また、営業許可書は常に携帯しておきましょう。出店している営業者の方には声をかけさせていただくことがありますので、ご協力をお願いします。
▼様々な食中毒について【ノロウイルス】
ノロウイルス(NV)は冬季を中心に年間を通して胃腸炎を起こします。カキなどの二枚貝を生及び加熱不十分な状態で食べたり、NVに感染した調理従事者が食品を汚染したことが原因となります。
NVは非常に感染力が強く、100個程度の菌数で発症するため、盛付けなどの加熱調理後に軽く触れるだけでも汚染を広げてしまうことがあります。また、NVに感染しても症状を発症しない不顕性感染をしている場合もあります。
潜伏時間は24から48時間ほどで、腹痛、下痢、吐き気、おう吐、発熱が主症状です。
★予防のポイント★
・カキ・アサリなどの二枚貝は中心部まで十分に加熱してから食べましょう。
(90℃で90秒間以上)
・トイレの後、調理をする際、食事の前にはしっかり手を洗いましょう。
(2度洗いを実施しましょう)
・調理器具やふきん等は塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を用いて消毒しましょう。
ノロウイルス(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/noro.html
▼様々な食品添加物について【防かび剤又は防ばい剤】
外国産のオレンジ、レモンなどのかんきつ類やバナナなどは、長時間の輸送貯蔵中にカビが発生することがあります。その発生を防止するために収穫後に使用される農薬を、我が国では添加物として規制しています。
防かび剤が使用されたかんきつ類やバナナなどを販売する際には、バラ売りであっても値札や品名札あるいは陳列棚などに、使用した物質名を分かりやすい方法で表示するように決められています。
★主な添加物★
イマザリル、オルトフェニルフェノール(OPP)、
チアベンダゾール(TBZ) など
防かび剤又は防ばい剤(東京都食品衛生の窓)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/shokuten/bokabizai.html
◆食中毒予防の3原則
「つけない、ふやさない、やっつける」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/files/shoshinsya.pdf
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