たいとうヘルスケアニュース 平成30年11月9日号

■送信日時
2018/11/09 10:00
■本文
こんにちは。突然ですが、皆さんはCOPDという病気をご存じでしょうか。COPDは日本語で「慢性閉塞性肺疾患」と言います。毎年11月中旬の水曜日は世界COPDデーです。2018年は11月21日になっています。喫煙者に多い病気ですが、非喫煙者もタバコの煙を吸い込むことでCOPDの危険に直面しています。喫煙以外の原因もありますが、COPD患者の90%以上はタバコと関係があります。今回はCOPDについて、お伝えします。

=====目次=====
1.COPDってどんな病気?
2.COPD患者は増加しています
3.このような症状はありませんか?
4.まずは禁煙をしましょう
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1. COPDってどんな病気?
 COPDは慢性閉塞性肺疾患と呼ばれ、タバコの煙等の有害物質を長期に吸入することで生じる肺の病気(慢性気管支炎や肺気腫等)の総称です。
 COPDの肺の状態は、肺胞という酸素と二酸化炭素を交換する組織が破壊され、酸素をうまく取り込めなくなっています。また気管支という空気の通り道となる組織が炎症を起こし、慢性的なせきやたんが長く続きます。そして、たんの過剰な分泌によって気管支がふさがれ、空気の通りが悪くなって息苦しくなります。COPDは重症化すると、少し動くだけでも息切れをしてしまい、酸素吸入が必要になるなど生活に大きく影響します。

2. COPD患者は増加しています
 日本では、COPD患者は年々増加しており、特に男性に多い傾向があります。平成26年に報告された調査では推定患者数は530万人以上に上ると発表されています。しかし、あまり知られていない病気であることから、適切な治療を受けている人は26万人ほどとなっています。また世界でも、COPDは1990年では45歳以上の死亡原因の第6位でしたが、2020年には第3位になると予測されています。

3.このような症状はありませんか?
 タバコを吸っていて(または以前吸ったことがあって)下記の症状が思い当たる方はもしかしたらCOPDという病気かもしれません。
■一日に何度もせきが出る。
■息切れしやすい。
■呼吸をすると「ゼイゼイ」「ヒューヒュー」と音がする。
■タバコを長期間吸っている。
■黄色や粘り気のある、たんが出る
■40歳以上である。
思い当たる方は、医療機関を受診しましょう。COPDはスパイロメーターという機器で呼吸機能検査をして診断します。

4.まずは禁煙をしましょう
 COPDと診断されたら、直ちにタバコをやめましょう。悪化してしまった肺機能を健康な状態に戻すことは困難ですが、禁煙は少しでも進行を遅らせるための第一歩です。
 禁煙するための方法として禁煙治療があります。禁煙治療では、禁煙するときのつらい症状を和らげてくれる禁煙補助薬を使います。禁煙補助薬には飲み薬と貼り薬があります。費用は、健康保険等で禁煙治療のみ行った場合の自己負担額(3割負担の場合)13000円から20000円程度です。台東区にも禁煙外来を実施している医療機関があります。詳細は下記URLをご覧ください。

<台東区禁煙外来マップのご案内>
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kenko/kenkozukurijyoho/tabaco/kinengairaimap.html

COPDについては、下記URLにも掲載されていますのでご覧ください。
<COPD啓発プロジェクト>
http://www.asahi.com/ad/copd/
<とうきょう健康ステーション 東京都福祉保健局>
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/copd/



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