たいとうヘルスケアニュース 令和元年7月5日号

■送信日時
2019/07/05 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。
梅雨の時期とはいえ、お天気によっては気温の寒暖差が大きいため、体調を崩してはいないでしょうか。
さて、今回は熱中症に関する記事を配信します。
熱中症は暑さに体が慣れていない6、7月頃に症状が出始め、9月頃まで注意が必要です。正しい知識を身につけて健康管理に留意し、暑い夏を乗り切りましょう。

=====目次=====
1.熱中症の症状
2.熱中症を予防するためには?
3.もし熱中症かな?と思ったら
4.台東区の取り組み
5.関連サイト
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1.熱中症の症状
(1)めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状がでることもあります。

(2)筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。
筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

(3)体のだるさや吐き気
体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

(4)汗のかきかたがおかしい
ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

(5)体温が高い、皮ふの異常
体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

(6)呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう。

(7)水分補給ができない
呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。
2.熱中症を予防するためには?
こまめに水分・塩分を補給し、日陰などで休憩をとるようにしましょう。涼しい服装を心がけ、屋外では日傘や帽子で日差しを避けましょう。また、暑い日や体調の悪い日は無理をしないようにしましょう。エアコンを活用することも大切です。
特に、高齢者、乳幼児、肥満傾向の方、糖尿病、心臓病などの持病がある方、二日酔い、寝不足など体調のすぐれない方は注意が必要です。

3.もし熱中症かな?と思ったら
日陰やクーラーの効いた室内に移動し、服装をゆるめるなどして休みましょう。また、濡れタオルなどで体を冷やしましょう。太い血管のある首筋や脇の下、足の付け根などを冷やすと有効です。また、水分・塩分の補給も大切です。できれば水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲むことが効果的です。(持病のある方は飲み物については主治医と相談しましょう)
症状が改善しない場合や、意識障害、けいれん、吐き気等の症状がみられる際には、救急車を呼ぶなどして、直ちに医療機関を受診しましょう。

4.台東区の取り組み
保健サービス課、介護予防・地域支援課、生活安全推進課などが協力して啓発を行っています。
★日本気象協会主催の熱中症予防キャンペーンに参加しています!
台東区は、日本気象協会主催の夏季の熱中症予防キャンペーンに様々な自治体とともに参加しています。地域活動やスポーツをされる皆さんに、リーフレットや啓発物品の配布等を通じて、熱中症の予防を呼びかけています。
↓詳しくは下記URLをご覧ください↓
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kenko/kenkokikikanri/nettyuushou.html

5.関連サイト
★環境省 熱中症予防情報サイト
お出かけ前に暑さ指数を確認して、熱中症対策をしましょう。
http://www.wbgt.env.go.jp/

★日本気象協会 熱中症ゼロへ
https://www.netsuzero.jp/
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