たいとうヘルスケアニュース 令和元年10月18日号
■送信日時
2019/10/18 10:00
■本文
こんにちは。
これから年末に向けて、ご友人や職場の方と外食される機会も増えてくるのではないでしょうか。そこで今回は、外食と中食の料理の賢い選び方についてご紹介します。
=====目次=====
1.外食・中食の料理の賢い選び方
2.栄養成分表示を参考にしましょう!
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1.外食・中食の料理の賢い選び方
※「中食」とは、デパートの地下やスーパー、コンビニエンスストアなどでお弁当や惣菜を購入したり、外食店のデリバリー(宅配・出前)などを利用して、家庭外で調理・加工されたものを購入して食べる食事のことを言います。
「平成27年国民健康・栄養調査」によると、週1回以上外食を利用している人の割合は、男性で40%、女性で25%と、男性の方が高い傾向にあります。特に若い世代で多く、20歳から30歳代男性で週1回以上外食を利用している人は約60%と、外食は現代の食生活には欠かせないものとなっています。日常的に外食をされる方は、外食も健康のことを考えて賢くメニューを選びましょう。
また、40歳以上の男性のメタボリックシンドローム該当者・予備群の人の割合は、50%を超えています(平成29年国民健康・栄養調査より)。毎日の食事の中に多くの調理済みの料理が利用されている現状を見ると、中食として利用する料理の選び方にも配慮が必要です。好みに合うからといって、毎日同じ料理を食べ続けるのではなく、旬の食材を意識して取り入れるなど、色々な種類の料理を組み合わせて購入しましょう。
外食・中食で料理を選ぶときのポイントは以下の2つです。
(1)主食・主菜・副菜を揃える
外食及び中食を利用している人は、主食・主菜に偏った食事になりやすいため、特に副菜を意識して選ぶようにしましょう。野菜小鉢のついた定食メニューや、きのこ、海藻等を多く使ったサイドメニューなどを追加すると良いでしょう。また、はじめはサラダ等を注文することがおすすめです。先に野菜を食べることで、血糖値の上昇を抑えるだけでなく、他の料理の食べすぎを防ぐことが期待できます。
(2)脂肪や塩分の多い食事を控える
特にお酒の席では、揚げ物や肉料理など、脂肪の多いメニューをおつまみに選びがちです。主菜は焼き物や煮物、魚料理を選ぶようにしましょう。また、塩分のとりすぎは、血圧上昇やアルコール飲料の飲みすぎにつながります。味付けの濃い料理ばかり選ばない、卓上調味料は料理に直接かけずに小皿に出して付けるなど、塩分のとりすぎに気を配ることも大切です。
2.栄養成分表示を参考にしましょう!
平成27年に食品表示法が施行され、加工食品への栄養成分表示が義務付けられました。(一部商品は省略される場合があります。)この新たな食品表示法の経過措置期間が、令和2年3月で終了するため、最近では多くの食品に栄養成分が表示されるようになりました。コンビニエンスストアやデパートで、お弁当やおにぎり・お惣菜を買う際には、栄養成分表示を確認し、エネルギーや食塩相当量をメニュー選びの参考にしましょう。
外食店でも、メニューに栄養成分を表示しているお店が増えてきていますので、料理を選ぶ際はチェックしてみましょう。
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