たいとうヘルスケアニュース 令和元年11月1日号
■送信日時
2019/11/01 10:00
■本文
11月14日は「世界糖尿病デー」です。
現在日本では、糖尿病が強く疑われる方(有病者)は、約1,000万人にのぼると言われており、とても身近な病気です。糖尿病の発症は、過食や運動不足などの不適切な生活習慣、加齢やストレスも引き金となります。他人事と思わず、ご自身の体や習慣を振り返ってみませんか。
=====目次=====
1. なぜ怖い?糖尿病
2. あなたはいくつ?「HbA1c」
3. 今日からできる予防策
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1. なぜ怖い?糖尿病
糖尿病は、血糖値の高い状態が続いてしまう病気です。血糖値を下げるインスリンが不足したり、働きが悪くなったりすることが原因となります。
糖尿病の初期段階では自覚症状がほとんどなく、のどの渇き、体重減少といった症状が現れる頃には、病気がかなり進行していた、ということも多いようです。
さらに、病気が進行すると、全身の血管が障害を受け、重大な合併症を引き起こします。
<主な合併症>
・糖尿病網膜症 →失明することも
・糖尿病腎症 →血液透析に至ることも
・糖尿病神経障害 →下肢切断をする人も
・虚血性心疾患、脳卒中 →生命の危険
日頃から生活習慣に気を付け、定期的に健診を受けて体の状態を把握することが重要です。
2. あなたはいくつ?「HbA1c」
「HbA1c」(ヘモグロビンエーワンシー)とは、血液検査の指標の1つで、採血前1ヶ月から2ヶ月間の血糖値の平均的な状態を表します。
この値が、6.5以上の場合は赤信号!すぐに医療機関を受診していただく必要があります。
下記のページから、簡単な判定が行えますので、ご自身の血液検査結果の数値を入力してみましょう。
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kenko/kenkozukurijyoho/tounyoubyou/tounyoubyou1.html
3. 今日からできる予防策
適切な食事と適度な運動は、糖尿病予防に欠かせません。
ただ、最初から高い目標をたててしまうとなかなか継続できないものです。
まずは簡単にできそうなことを見付けて、少しずつ日常生活に取り入れてみましょう。
例えば…
・副菜(野菜やきのこ、海藻を使った料理)を食事の最初に食べる。
血糖値の急激な上昇を防ぐことが期待できます。満腹感が得られ、食べ過ぎ防止にも有効です。
・飲み物はお茶か水にする。
甘い飲み物で水分補給をすると、一日中血糖値が下がりきらず、高血糖を引き起こしやすくなります。
・あえて2番目に近いコンビニを利用する。
少しでも歩く機会を増やしましょう。
あなたは、どのようなことに取り組んでみますか?
糖尿病に関するご相談は、下記までお気軽にご連絡ください。
台東保健所保健サービス課
03-3847-9440
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