たいとうヘルスケアニュース 令和2年1月24日号

■送信日時
2020/01/24 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。
寒さも厳しさを増してきました。こんな時はあたたかいお風呂に入ると身も心もリラックスできますよね。
今回は、この時期に気をつけたいヒートショックについてのお話です。正しい知識を身につけて、寒い冬も快適に過ごしましょう。

=====目次=====
1.ヒートショックとは…
2.入浴時は特に注意!
3.ヒートショックを防ぐポイント
============

1.ヒートショックとは…
ヒートショックとは、急激な温度の変化により、血圧が大きく変動することで起こる体調トラブルです。気温が下がる冬場は特に注意が必要です。

2.入浴時は特に注意!
暖かい部屋から寒い脱衣所に移動して衣服を脱ぐと、体の表面全体の温度が下がり、血圧の急上昇を引き起こします。
その状態のまま温かい湯につかると、反対に血管が拡張することで、血圧が急激に低下します。
この急激な血圧の変動が不整脈や、心筋梗塞、脳卒中、失神による溺死等を引きおこす可能性もあります。特に、高齢者や高血圧の方は、血圧変動が起こりやすいだけではなく、体温維持機能の低下により、急激な温度変化に対応できない可能性があるため、注意が必要です。

3.ヒートショックを防ぐポイント

(1)暖かい部屋から寒いトイレなどに行く際、上着を着たり、スリッパや靴下をはくなど身体を冷やさないようにしましょう。特に寒いトイレでいきむと、血圧が急上昇しやすくなるので注意しましょう。

(2) 脱衣所を暖房器具などで暖めておきましょう。湯船に湯をはる際、最後の5分を熱めのシャワーで給湯する方法もおすすめです。
(3)お風呂の温度は41度以下にしましょう。湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。

(4)湯船から急に立ち上がると、めまいや立ちくらみを起こし、失神することがありますので、ゆっくり立ち上がるようにしましょう。

(5)食後すぐや、飲酒時の入浴は控えましょう。血圧が下がりやすくなっているので、時間を置き、アルコールが抜けてからにしましょう。

※ご高齢の方の場合は、家族による見守りや、公衆浴場を活用し一人での入浴を控えることも有効です。

===================
◆たいとうメールマガジンのカテゴリ追加・解除希望の方は
taito-address@anshin-bousai.netに空メールを送信してください。
◆台東区公式ホームページはこちら
→http://www.city.taito.lg.jp/
===================
Copyright(c)Taito City. All right reserved
掲載記事の無断転載を固く禁じます


一覧ページには端末の戻るボタンを押して下さい。