たいとうヘルスケアニュース 令和2年2月28日号
■送信日時
2020/02/28 16:00
■本文
みなさん、こんにちは。昨年の12月から中国武漢市を中心に広がっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、現在、日本を含む世界各地でも患者が報告されています。国内では2月1日から新型コロナウイルス感染症が指定感染症に指定されました。そこで今回は、新型コロナウイルス感染症に関する現時点での情報を配信します。
== 目 次 ===================
1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状は
2. どのように感染するのでしょうか
3. 感染予防のために、日常生活で気を付けること
4. 相談・受診の目安
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1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状は
発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴とされています。感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと比べ、重症化し肺炎になるリスクが高いと考えられています。
2. どのように感染するのでしょうか
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染によりうつるといわれています。
(1)飛沫感染(ひまつかんせん)
感染者の飛沫(くしゃみ・咳・つば等)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
(2)接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他の方がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触れて粘膜から感染します。
3. 感染予防のために、日常生活で気を付けること
まずは手洗いが大切です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
咳をする場合には、口や鼻をティッシュで覆うなどの咳エチケットを守り、周りの人への感染を予防するために、マスクを着用し、人が多く集まる場所は避けましょう。
基礎疾患がある方、ご高齢の方は、できるだけ人ごみの多い場所を避ける等、より一層注意してください。
★相談・受診の際に心がけていただきたいこと
〇発熱等の風邪症状がみられるときは、学校や会社等を休み外出を控えてください。
〇発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録してください。
4. 相談・受診の目安
次の症状がある方は下記「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
〇風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方(高齢者、基礎疾患のある方、妊婦は2日程度)※解熱剤を飲み続けなければならない方を含みます
〇強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介します。医療機関を受診する際には、マスクを着用し、手洗いの徹底をお願いいたします。
【帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)】
台東区:03-3847-9402(平日9時から17時)
東京都:03-5320-4592(上記以外)
◆新型コロナウイルス感染症に関する最新情報はこちらをご覧ください。
★新型コロナウイルス感染症について
http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/20200121114308824.html
★区からのお知らせ
http://www.city.taito.lg.jp/index/kusei/info/corona/index.html
◇問合せ 保健予防課感染症対策担当
電話 03-3847-9476
FAX 03-3841-4325
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