たいとうヘルスケアニュース 令和2年6月5日号
■送信日時
2020/06/05 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。
6月は食育基本法で定められた「食育月間」です。
この機会にぜひ、皆さんも食育に取り組んでみませんか。
=====目次=====
1.毎日朝食を食べていますか?
2.食品ロスを減らしましょう
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1.毎日朝食を食べていますか?
朝は時間がなくて朝食を抜いてしまう、ということはありませんか?
国の調査によると朝食を「週に2日から3日食べる」あるいは「ほとんど食べない」と答えた人の割合は12.3%でした。なかでも20歳から39歳では25.8%と特に若い世代で朝食を欠食する人が多い傾向にあります(食育に関する意識調査より)。
朝食を食べないと、昼食や夕食を食べすぎたり、脳へのエネルギーが不足して集中力が続かないことがあります。また、エネルギーの消費を節約して体に溜め込もうとするため、体脂肪がつきやすくなります。
特に朝食を抜きがちな方へ、時間がない朝の朝食準備のポイントは次の3つです。
(1)あらかじめ下ごしらえを済ませておく
夕食の支度と一緒に、翌日の朝食のことも考えて準備をしましょう。材料を切ったり、茹でておけば、朝の準備の手間が省けます。前日の食事を朝食用に取り分けておくのもいいですね。
(2)調理しなくてもいいものを用意する
そのまま食べられるヨーグルトやチーズ、果物などを用意しておけば、調理の手間や時間が省けます。食欲がわかない方は、まずは乳製品、果物、野菜ジュースなど食べやすいものからでも、何か口に入れてみましょう。
(3)パターンを決めておく
毎朝決まったメニューのパターンを決めておけば、朝食の準備が楽です。できるだけ主食(ごはん、パン、めんなど)・主菜(肉、魚、卵、大豆・大豆製品など)・副菜(野菜、海藻、きのこなど)を揃えて、栄養バランスを整えましょう。
2.食品ロスを減らしましょう
本来食べられるにも関わらず廃棄されている「食品ロス」は、年間612万トンも発生しています(平成29年度推計値)。これを国民1人当たりで考えると、お茶碗1杯分(約132g)の食べものが毎日捨てられていることになるのです。
食品ロスを減らすためには、必要な量だけを購入して、食べきることが大切です。
(1)必要な食材を買う
食品ロスが多いのは、野菜などの生鮮食品です。買い物に出かける前に冷蔵庫の中身を確認しましょう。必要以上に買った場合は、冷凍保存も活用しましょう。
(2)手前に陳列されている食品を買う
利用予定に合わせて期限表示を確認し、すぐに使う食品はできるだけ消費期限・賞味期限の近いものから選びましょう。
(3)食材を上手に食べきる
定期的に冷蔵庫や食品庫を整理することで、期限切れで捨ててしまうことを防ぎます。
食品ロスを減らすためには、日頃からの小さな行動が欠かせません。こうした行動が、食料資源の有効活用や地球温暖化の防止につながり、私たちの生活を守ることにもつながります。できることから取り組んでいきましょう。
台東区では、区民が生涯にわたって食を通した健康づくりを実践し、子供から高齢者までそれぞれのライフステージの特徴に応じて、いつまでも健康で豊かな生活が送れるよう、関係機関と連携をとりながら推進していきます。
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