たいとうヘルスケアニュース 令和２年９月１１日号
■送信日時
2020/09/11 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。
各地で様々な災害が起こっています。都心でもいつ何が起きてもおかしくありません。
そこで今回は、いざという時に必要な「災害時の食の備え」について考えてみましょう。
＝＝＝＝＝目次＝＝＝＝＝
１．備蓄食品のポイント
２．パッククッキングのご紹介
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１．備蓄食品のポイント
(1)保存性の高い食品を用意しておく。日頃から食べ慣れた食品の方が安心できる。
(2)火や水を使わなくても食べられる食品も用意しておく。
(3)水は１人１日３リットル。その他、お茶や好きな飲み物も。
(4)まずは３日分を目標に、１週間やその先も見据えた備蓄を行う。
(5)ローリングストックをする。（日常的に保存のきく食材を多めに常備して、食べたら買い
足すということを繰り返し、入れ替えながら備蓄する方法）
避難生活の中では、食欲が落ちたり、食べる物に偏りが出て十分な栄養を確保することが難しくなり、特にビタミンやミネラルが不足していきます。また、食べ慣れない食材等が続くとストレスが溜まったり、体調を崩すケースもあります。保存性の高い缶詰やレトルト食品、栄養補助食品など、普段から食べ慣れているものを備蓄（または備蓄食品を試食しておく）し、いろいろ組み合わせて（主食・主菜・副菜の組み合わせ）食べるように心がけましょう。
＜例＞
・主食（炭水化物）…お粥缶（レトルト）、パン缶、アルファ化米、カップ麺、乾麺等
・主菜（たんぱく質）…魚の缶詰、ツナ缶、大豆缶、レトルトカレー等
・副菜（ビタミン・ミネラル）…野菜ジュース、ドライフルーツ、乾燥わかめ、切干大根等
・飲み物…水、お茶等
・栄養補助食品（様々な栄養素が含まれている）
●家庭によって備蓄してほしい食品
・乳幼児がいる家庭…乳児用ミルク、ベビーフード、お子さんの好きなお菓子やジュース等
・高齢者がいる家庭…お粥、流動食、ゼリー、軟らかくて食べやすいもの等
・慢性疾患の方がいる家庭…減塩食、低たんぱく食、病態ごとの食事セット等
・アレルギーの方がいる家庭…普段食べ慣れている食品、アレルゲンフリー食品等
２．パッククッキングのご紹介
台所が使えなくても、調理することができます。半透明のポリ袋に食材を入れ、空気を抜いて口の先端を縛り、カセットコンロで沸かした湯（直接口に触れないので、川の水等でも可）の中に約３０分から１時間入れておくだけで、ご飯、煮物、蒸し物、冷凍食品の温め等、いろいろな料理ができます。複数個のポリ袋を入れられるので、ご飯とおかず等数種類の調理が一度にできます。発災直後でも活用でき、知っておくと便利です。
下記のレシピ集を、ぜひご覧ください。
・台東区ホームページ「パッククッキングに挑戦しよう！」
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kenko/eiyo/packcooking.html
・台東区ホームページ「災害時の食の備え＆レシピ集」
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/kenko/eiyo/saigaijinoshoku.html
（参考）東京防災
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/
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https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/20200121114308824.html
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