たいとうヘルスケアニュース 令和2年10月9日号

■送信日時
2020/10/09 10:00
■本文
こんにちは。最近、各地で自然災害の被害が発生し、日ごろからの備えを見直すことが大切となっております。災害時の備えの中に口腔ケア用品はありますか。この機会に「災害時のお口のケア」を身につけましょう。

=====目次=====
1.災害時に起こりやすいお口のトラブル
2.災害時のお口のケア
3.歯科健診を受けましょう
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1.災害時に起こりやすいお口のトラブル
(1)避難生活でお口の中が清潔に保てなくなると、お口の中で細菌が増え、肺炎を引き起しやすくなります。特に高齢者の方は※誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)に注意が必要です。
(2)強いストレスで唾液が減り、細菌が増えやすくなります。
(3)弱っている歯があると、炎症が起こる可能性があります。
※ 誤嚥性肺炎とは、口の中の細菌や食べかすが誤って気管に入り引き起こされる肺炎のことです。

2.災害時のお口のケア
災害時は水が不足していることが多いため、水がない時のお口のケアの方法をご紹介します。
(1)歯ブラシを使ったケア
●液体歯みがきやうがい薬が入手できた場合
適量(約10ml)を口に含み20秒ほどぶくぶくとお口に行き渡らせた後ブラッシング。最後のうがいは不要です。
●もし液体歯みがきやうがい薬がない場合
何もつけずにみがきます。歯ブラシが汚れたらティッシュなどで拭きながら歯みがきを繰り返します。
(2)歯ブラシがない場合のケア
ハンカチやティッシュを指に巻き、歯の表面を擦ります。
(3)うがい
水がない場合、少量のお茶や液体歯みがき、うがい薬の使用が効果的です。使用後は水ですすぐ必要はありません。
(4)入れ歯のケア
使い捨てのウェットティッシュなどで拭き取ります。
(5)お口の体操やマッサージ
お口の体操やマッサージをすると唾液の分泌が促され、お口の中をきれいにします。
・あ、い、う、と大きく口を動かしたり、べろを出して上下左右に動かします。
・耳の下やあごの下の唾液腺を揉んだり、指で押します。

☆防災用品の中に歯ブラシを入れておきましょう。
 さらに、ウエットティッシュや液体歯みがきなどもあると口腔ケアに役立ちます。

3.歯科健診を受けましょう
災害時は、十分な口腔ケアや治療を受けることは困難です。そのため、日ごろからのケアが大切です。かかりつけ歯科医を持ち、定期的に歯科健診を受けましょう。

★歯科基本健康診査のご案内
台東区では、30歳・35歳・40歳から55歳(各年齢)・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳・85歳になる区民の方へ歯科基本健康診査受診票を送付しています。
かかりつけ歯科医をお持ちでない方も、かかりつけ歯科医をお持ちの方も、ぜひご利用ください。
※受診票を紛失してしまった場合、受診期間を過ぎてしまった場合は、台東保健所までご連絡ください。
↓詳しくは下記URLをご覧ください↓
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