たいとう食の安全通信 11月10日号

■送信日時
2020/11/10 10:00
■本文
たいとう食の安全通信  11月10日号

目次
1 ノロウイルス食中毒に注意しましょう
2 新型コロナウイルス感染症について

▼ノロウイルス食中毒に注意しましょう
ノロウイルスは、幅広い年齢層において感染性胃腸炎の原因となるウイルスで、特に冬季に多発します。100個以下という少量で人に感染し、腸管内でウイルスが増えます。患者の糞便や嘔吐物には、1グラムあたり100万から10億個もの大量のウイルスが含まれます。症状としては、感染後、24時間から48時間で、下痢、吐気、嘔吐、腹痛、発熱などです。通常3日以内に回復しますが、ウイルスは感染してから1週間から1カ月程度糞便中に排泄され続けます。

★予防のポイント★
1.食材由来のノロウイルスを失活(殺菌)する
  カキなどの二枚貝はノロウイルスを蓄積していることがあるため、中心部が85℃から90℃で90秒間以上になるように加熱してウイルスを失活させてください。
2.調理器具等からの汚染を防止する
二枚貝の調理に使用した調理器具、シンク等は十分に洗浄し、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱又は0.02%次亜塩素酸ナトリウム等で消毒してから他の食品に使用してください。
3.調理従事者からの食品汚染を防止する
 ・嘔吐、下痢等の症状がある調理従事者は、食品に直接触れる作業は避けてください。
 ・石鹸でよくこすり洗いをした後、水で十分に洗い流し、ウイルスを落としてください。これを2回繰り返すとより効果があります。
・食品の盛り付け作業時には、使い捨て手袋を使用してください。

ノロウイルスについて(東京都HP食品衛生の窓)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/noro/manual.html


▼新型コロナウイルス感染症における従業員向け対策について
 従業員が体調不良になった場合や濃厚接触者になった場合の対応は、事業継続のためにとても重要なポイントです。この時の対応次第で感染が更に拡がり兼ねません。店舗の責任者は以下の体制を整えておきましょう。

★体調不良者は絶対に出勤させないこと

★勤務中に体調不良になった従業員はすぐ帰宅させること

★店舗の責任者は、体調不良者から以下の事項について報告させること
・医療機関の受診について
・PCR検査の実施について
・PCR検査の結果について
・入院、宿泊療養について

★濃厚接触者と判断された従業員は、店舗の責任者に直ちに連絡し、絶対に出勤しないこと

★店舗の責任者は、濃厚接触者と判断された従業員からPCR検査の実施、結果などについて報告させること

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台東保健所生活衛生課 食品衛生担当
電話 03(3847)9466
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