たいとうヘルスケアニュース 令和2年11月27日号

■送信日時
2020/11/27 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。11月16日から12月15日は「東京都エイズ予防月間」です。世界保健機構(WHO)が「世界エイズデー」と定めた12月1日を中心とした1か月の間、エイズに関する知識等の普及啓発を目的としてキャンペーンを実施しています。そこで今回は、HIV/エイズに関する情報を配信します。

==  目 次  ===================
1.HIV/エイズの現状
2.HIV/エイズってどんな病気?
3.感染予防・早期発見のために
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1.HIV/エイズの現状
HIV/エイズの国内新規感染者と患者の合計報告数は約1,236件となりました(2019年)。傾向として、新規HIV感染者は20から30歳代の若い世代が多く、新規エイズ患者は40歳以上が60%以上を占めています。また、「エイズは死の病」とイメージしている人がいまだに50%以上いる(内閣府調査)という結果が報告されています。しかし、HIV/エイズの治療は急速に進歩してきました。今は、治療を受けながら、感染する前とほぼ同じように生活することができます。
2.HIV/エイズってどんな病気?
 エイズの原因はHIV(ヒト免疫不全ウィルス)の感染です。
 HIV感染=エイズではありません。エイズはHIVに感染し、免疫力が低下することで引き起こされる「さまざまな病気の総称」です。HIVに感染してから数年はほとんど症状が現れません。しかし、その間にも体内で免疫細胞は徐々に破壊されていき、健康な人なら防げるような感染症や悪性腫瘍などを合併した状態になるとエイズと診断されます。
3.感染予防・早期発見のために
 HIVは実は感染力の弱いウィルスです。自分の力だけでは、空気中や水中で生きることはできません。熱にも弱いので、日常生活で感染することはほとんどありません。
感染ルートは主に性行為感染・血液感染・母子感染ですが、日本での感染原因のほとんどが性行為による感染です。感染を予防するためにはコンドームを正しく使用することが有効です。
また、HIV感染に気付かないことも多いため、検査を受けて感染の有無を確認することが大切です。早期に発見し、適切な医療を受けるためにも、まずは検査を受けることが非常に重要です。
 台東保健所では、匿名・無料のHIV抗体検査を行っています。希望者は同時に梅毒の抗体検査も受けることができます(事前予約制)。検査はその日のうちに結果がわかる「即日制」です。HIVについて不安を感じたときは、一人で悩まず小さな一歩を踏み出してみてください。
台東区ホームページ「検査について」
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/seikansensho/aids.html

◇問合せ 保健予防課 感染症対策担当 03-3847-9476

◆新型コロナウイルス感染症に関する最新情報はこちらをご覧ください。
★新型コロナウイルス感染症について
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/20200121114308824.html

★区からのお知らせ
https://www.city.taito.lg.jp/index/kusei/info/corona/index.htm

◇感染症に関する問合せ
保健予防課感染症対策担当 電話 03-3847-9476
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