たいとうヘルスケアニュース 令和3年9月24日号

■送信日時
2021/09/24 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。9月24日から30日は結核予防週間です。そこで今回は、風邪と症状がよく似ていて注意が必要な結核に関する情報を配信します。ぜひ今回の情報を参考にしていただき、年に1回は健康診断を受けましょう。

==  目 次  ===================
1.結核の現状
2.結核ってどんな病気?
3.結核予防・早期発見のための4か条
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1.結核の現状
結核は過去の病気と思われがちですが、今なお、東京都内では年間1,800人、台東区内では年間約50人の方が新たに結核を発病しています。台東区は、全国や東京都と比較して、結核罹患率(人口10万人に対する結核患者の人数のこと)が高い状況です。
日本では高齢者の患者が多く、台東区でも65歳以上の患者が全体の6割以上を占めています。また、都内では働き盛りの世代の患者も多いのが特徴的で、会社や学校・保育園等において集団感染の報告もみられています。

2.結核ってどんな病気?
結核は、人から人へうつる病気です。
結核患者が咳などをした時に結核菌が飛散し、それをまわりの方が吸い込むことで感染、発病する病気なので、誰もがかかる可能性のある病気です。
主な症状は、咳やたん、発熱などの症状などですが、風邪の症状と似ているため、発見が遅れることがあります。また、高齢者の結核の約半数で咳やたんなどの症状がみられません。「疲れやすくなった」、「息が切れる」、「やせてきた」などの症状が続く場合は、注意が必要です。
結核は、早く気づいて治療をすれば、入院しないで通院で治る病気です。

3.結核予防・早期発見のための4か条
(1)年に1回、健康診断等で胸部レントゲン検査を受けましょう。
※特に65歳以上の方は、感染症法の規定により、毎年1回健診を受けていただくことになっています。台東区の総合健康診査をまだ受けていない方は、ぜひお受けください。
(2)咳やたんの症状が2週間以上続く場合は早めに内科や呼吸器科を受診し、胸部レントゲン検査を受けましょう。
(3)免疫力を保つために、日頃からバランスの良い食事をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
(4)赤ちゃんはBCG予防接種を受けましょう。定期接種の接種票が届いたら、1歳までに接種しましょう。

台東区ホームページ「結核にご注意ください」
https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/kekkaku/015790530920.html
◇問合せ 保健予防課 感染症対策担当 03-3847-9476

◆新型コロナウイルス感染症に関する最新情報はこちらをご覧ください。
★新型コロナウイルス感染症について
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/iryo/kansenshoyobo/20200121114308824.html

★新型コロナウイルスの後遺症について
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/longcovid_leaflet.html

★区からのお知らせ
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/index.html

◇感染症に関する問合せ
保健予防課感染症対策担当 電話 03-3847-9476
             FAX 03-3841-4325

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