たいとうヘルスケアニュース 令和4年1月28日号
■送信日時
2022/01/28 10:00
■本文
皆さんは、災害時のために食の備えをしていますか?
食品の備蓄はしているつもりでも、気が付いたら賞味期限が切れていたり、量や内容が不十分であったりということも、意外と多いかもしれません。
この機会に、ご家庭の食の備えを見直してみましょう。
=====目次=====
1.備蓄はどのくらい必要?
2.賢く備える3つのポイント
3.バランスを考えた備蓄食品の例
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1.備蓄はどのくらい必要?
家庭での備蓄食品は、最低3日から1週間×人数分が必要と言われています。
過去の経験により、災害発生からライフライン復旧までに1週間以上を要する場合が多く、物流機能が停止し、1週間以上はスーパーやコンビニなどで食品が手に入らないことが想定されるからです。
※乳幼児や高齢者、食物アレルギーや疾患をお持ちの方など、食事に配慮が必要な方は、少なくとも2週間分以上の備蓄が推奨されています。
2.賢く備える3つのポイント
(1)平時も災害時も使える食品を多めにストックしておく
アルファ化米や乾パンなど、市販の非常食だけでなく、普段も使用する缶詰や乾物、レトルト食品などを多めに買っておくと、災害時にも役立ちます。
(2)ローリングストックをする
ストックする食品は賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すようにすると、常に一定量が備蓄されている状態を保つことができ、期限切れを防ぐこともできます。
この方法はローリングストックと呼ばれています。
(3)バランスよく様々な食品を選ぶ
例え災害時でも、栄養バランスはおろそかにできません。発災直後は、水分とエネルギーをとることがまず優先されますが、偏った食事が続けば、やがてビタミン、ミネラル、食物繊維が不足し、体の不調が現れます。実際に、過去の大きな災害時には、便秘や口内炎などに悩んだという声が聞かれました。
3.バランスを考えた備蓄食品の例
●水…1人1日およそ3リットル(飲料用+調理用)
*水だけでなく、お好みのお茶や清涼飲料水等もあると良い
●主食(主にエネルギー源となるもの)
米、パックごはん、乾麺、カップ麺、小麦粉、ホットケーキミックス、餅、シリアル など
●主菜(主にたんぱく質が補える)
缶詰(ツナ缶、サバ缶、大豆の水煮缶、焼き鳥缶など)、レトルト食品(牛丼の素、カレー、パスタソースなど)、魚肉ソーセージ など
●副菜(主にビタミン、ミネラル、食物繊維が補える)
日持ちする野菜・果物、野菜ジュース、乾物(カットわかめ、切り干し大根など)、ドライフルーツ、缶詰(コーン缶、みかん缶など) など
●その他
牛乳・乳製品(ロングライフ牛乳、スキムミルクなど)、調味料、ふりかけ、インスタント味噌汁、カップスープの素、菓子・嗜好品 など
さらに、電気・ガスが復旧していない期間は、カセットコンロがあると便利です。
予備として用意しておくカセットボンベは、1週間で1人あたり6本分が目安となります。
平時の備えが、もしもの時のご自身やご家族を守ります。
災害はいつ起きるかわかりませんので、出来る時に出来る事から取り組んでいきましょう。
(参考)農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
<食事に関するお問い合わせ>
保健サービス課 栄養担当 03-3847-9440
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★新型コロナウイルス感染症について
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/corona/index.html
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