たいとうヘルスケアニュース 令和4年11月4日号

■送信日時
2022/11/04 10:00
■本文
11月14日は「世界糖尿病デー」です。
糖尿病の発症は、過食や運動不足などの不適切な生活習慣、加齢やストレスなども引き金となるとても身近な病気です。「自分には関係ない」と思わず、ご自身の体や習慣を振り返ってみませんか。

=====目次=====
1.なぜ怖い?糖尿病
2.あなたはいくつ?「HbA1c」
3.今日からできる予防策
============

1.なぜ怖い?糖尿病
 台東区では、40歳から75歳未満の区民のうち、糖尿病予備群の可能性のある人が4割を超えると推計されています。(令和3年度台東区総合健康診査結果より)
 糖尿病は、血糖値の高い状態が続いてしまう病気です。血糖値を下げるインスリンが不足したり、働きが悪くなったりすることが原因となります。
 糖尿病の初期段階では自覚症状がほとんどなく、のどの渇き、体重減少といった症状が現れる頃には、病気がかなり進行していた、ということも多いようです。
 さらに、病気が進行すると、全身の血管が障害を受け、重大な合併症を引き起こします。

<主な合併症>
  ・糖尿病網膜症 → 失明することも
  ・糖尿病腎症 → 血液透析に至ることも
  ・糖尿病神経障害 → 下肢切断をする人も
  ・虚血性心疾患 → 生命の危険

 日頃から生活習慣に気をつけ、定期的に健診を受けて体の状態を把握することが重要です。

2.あなたはいくつ?「HbA1c」
 HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、血液検査の指標の1つで、採血前1ヶ月から2ヶ月間の血糖値の平均的な状態を反映しています。
 この値が、6.5以上の場合は赤信号!すぐに医療機関を受診していただく必要があります。
 あなたの血液検査結果の数値はいくつだったでしょうか?
    HbA1c 5.5%以下 → 正常範囲
          5.6から6.4% → 要注意
         6.5%以上 → 要受診

3.今日からできる予防策
 適切な食事と適度な運動は、糖尿病予防に欠かせません。
 ただ、最初から高い目標をたててしまうとなかなか継続できないものです。まずは、簡単にできそうなことを見つけて、少しずつ取り入れていきましょう。
 例えば・・・
 ・1日3食食べる
  食事回数が少ないと、食後に血糖値が急上昇しやすくなります。
 ・野菜やきのこ、海藻から食べる
  血糖値の急激な上昇を防ぐことが期待できます。また、満腹感が得られ、食べすぎ防止にもつ
ながります。
 ・飲み物はお茶や水にする
  甘い飲み物をよく飲むと、一日中血糖値が下がり切らず、高血糖の状態が続いてしまいます。
 ・間食をとる場合には、時間と量を決める
  ちょこちょこ食べていると、上記の飲み物の場合と同様に、高血糖の状態が続いてしまいます。

 11月は、保健所1階、区役所地下食堂にて、糖尿病予防のパネル展示や資料配布を行っています。
 お近くにいらした際は、ぜひお寄りください。


◆新型コロナウイルス感染症に関する最新情報はこちらをご覧ください。
★新型コロナウイルス感染症について
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/corona/index.html

★新型コロナウイルスの後遺症について
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/link/kouisyou.html
★区からのお知らせ
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/index.html

◇感染症に関する問合せ
保健予防課感染症対策担当 電話 03-3847-9476
              FAX 03-3847-9424

台東区公式LINEでの区政情報全般の情報発信を開始しました。
ぜひ友だち登録をお願いします。
友だち登録はこちら→https://lin.ee/Fszdehe

=================================
◆たいとうメールマガジンのカテゴリ追加・解除希望の方は
taito-address@anshin-bousai.netに空メールを送信してください。

◆台東区公式ホームページはこちら
https://www.city.taito.lg.jp
Copyright(c)Taito City. All right reserved
掲載記事の無断転載を固く禁じます
=================================


一覧ページには端末の戻るボタンを押して下さい。