たいとうヘルスケアニュース 令和5年9月22日号
■送信日時
2023/09/22 10:00
■本文
みなさん、こんにちは。9月24日から30日は結核予防週間です。そこで今回は、風邪と症状がよく似ていて注意が必要な結核に関する情報を配信します。ぜひ今回の情報を参考にしていただき、年に1回は健康診断を受けましょう。
== 目 次 ===================
1.結核の現状
2.結核ってどんな病気?
3.結核予防・早期発見のための4つのポイント
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1.結核の現状
結核は過去の病気と思われがちですが、現在でも、東京都内では年間約1,400人、台東区内では年間約40人の方が新たに結核を発病しています。台東区は、全国や東京都と比較して、結核罹患率(人口10万人に対する新登録結核患者数)が高い状況です。
また、台東区の特徴として、症状が出始めてから診断されるまでの期間が長く、病気が進行した状態で見つかる方が多い状況です。病気が進行すると、重症化し、周囲の人に感染させてしまう危険性があります。
2.結核ってどんな病気?
結核は、人から人へ感染する病気です。
結核患者が咳などをした時に結核菌が飛散し、それを周りの人が吸い込むことで感染(空気感染)、発病する病気で、誰もがかかる可能性があります。
主な症状は、咳やたん、発熱などですが、風邪の症状と似ているため、発見が遅れることがあります。また、結核患者は高齢者が多い(70歳以上が全体の約6割)ですが、高齢者の結核の半数以上で咳やたんなどの症状がみられず、発見が遅れることが多いです。「疲れやすくなった」、「息が切れる」、「食欲がない」などの症状が続く場合は、注意が必要です。
結核は、早く気づいて治療をすれば治る病気です。結核を正しく理解し、早期発見・治療につなげましょう。
3.結核予防・早期発見のための4つのポイント
(1)年に1回、健康診断等で胸部レントゲン検査を受けましょう。
症状がなくても、胸部レントゲン検査で結核が発見されることがあります。年に1回は必ず検査を受けましょう。
(2)咳やたんなどの症状が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
(3)免疫力を保つために、日頃からバランスの良い食事をとり、規則正しい生活を心がけましょう。
(4)赤ちゃんはBCG予防接種で結核の重症化を予防しましょう。定期接種の接種票が届いたら、1歳になるまでに接種しましょう。
台東区ホームページ「結核にご注意ください」
https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/kenkokikikanrieisei/kansensho/kansenshoyobo/kekkaku/015790530920.html
◇問合せ 保健予防課 感染症対策担当 03-3847-9476
◆新型コロナウイルス感染症に関する情報はこちらをご覧ください。
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/corona/index.html
◇感染症に関する問合せ
保健予防課感染症対策担当 電話 03-3847-9476
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