たいとうヘルスケアニュース 令和5年10月5日号
■送信日時
2023/10/05 10:00
■本文
こんにちは、台東区在宅療養支援窓口です。
「在宅療養」は住み慣れた自宅で“医療”と“介護”を受けながら療養生活を送ることです。
医療・介護・生活が一体的に継続できるように、様々な職種が協力・連携し、在宅療養をサポートしてくれます。
今回は、「人生の最期を迎える時、どこでどのように過ごしたいか」をテーマに、記事を書いています。ぜひ、一緒に考えてみませんか。
== 目 次 ===================
1. 人生の最期を迎えるその時、その場所について考える
2. 台東区在宅療養支援窓口について
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1. 人生の最期を迎えるその時、その場所について考える
あなたが病気などで人生の最期を迎えるときは、どこで過ごしたいと考えていますか?
全国調査では約5割の方、台東区民への調査では約4割の方が「住み慣れた我が家で最期まで過ごしたい」と答えています。しかし、日本では昭和55年頃から自宅で亡くなる方の割合は徐々に少なくなり、今では「病院で亡くなるのが当たり前」になってきました。
【ご高齢のAさんのケースをご紹介】
ご高齢のAさんは、長い間介護施設に入所していますが、「もう一度家で過ごしたい」という強い願いがありました。Aさんは、持病もあり一人で歩くことができません。Aさんの親族は、Aさんが一人で暮らす家に戻り、生活を送ることは不安でした。しかし、Aさんの気持ちは強く、その願いを叶えるため、「少しの間だけ、家で過ごして、また介護施設に入所してもらおう」と考え、家に帰す覚悟を決めました。
Aさんは自宅での療養生活に必要な、「訪問診療」、「訪問看護」、「ケアマネジャー」、「ヘルパー」等のサポートを受け、念願の家での生活を実現することができました。そして、Aさんは家族の思い出が詰まった家で、静かに息を引き取られました。
親族からは、「Aさんの強い願いを叶え、家で最期を迎えたことはAさんにとって本当に良かったと思う。在宅療養を支えてくださった方のおかげです」と話してくださいました。
人生の最期の時をどこで、どのように過ごしたいか、選択肢は一つではありません。どのような環境、医療を望むのか、希望や考え方は様々です。もし、「住み慣れた我が家で最期まで過ごしたい」と望むなら、病気を抱えながらの自宅での生活を、医療と介護が連携しながら支える「在宅療養」という選択肢もあります。
ご自身の気持ちを一番に、医療や介護が必要になった時のことを考えてみてはいかがでしょうか。
2.台東区在宅療養支援窓口について
台東区在宅療養支援窓口は、在宅療養生活における医療面を中心とした様々なご相談を受付ける窓口です。在宅療養にお困りの方、訪問診療を考えている方が、安心して在宅療養を続けられるようお手伝いさせていただきます。
また「在宅療養」にご興味のある方は、当窓口のホームページをご覧ください。
URL:https://www.city.taito.lg.jp/kenkohukusi/iryo/zaitakuiryo/44608.html
(連絡先)
TEL:03-5603-0235
FAX:03-5603-0236
Eメール:taito-zaitaku@jadecom.jp
(受付時間)
月曜日から金曜日 午前9時から午後5時/土曜日 午前9時から正午
※祝日・年末年始を除く
◆新型コロナウイルス感染症に関する情報はこちらをご覧ください。
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/info/corona/index.html
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